びわ湖・アーティスツ・みんぐる

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Arts on Lake BIWA from びわ湖・アーティスツ・みんぐる2022 from びわ湖・アーティスツ・みんぐる《終了》

2022年9月17日(土)~2022年9月25日(日) 10:00-16:00

将来を期待される若手芸術家に贈られる「滋賀県次世代文化賞」歴代受賞者の作品展を開催します

会場となる「びわ湖大津館」は、1934年に滋賀県初の国際観光ホテルとして建設された旧琵琶湖ホテルで、湖国の迎賓館と呼ばれるほど格式を持ったホテルでした。ホテル当時の面影が残る8つの客室が、8人の若手芸術家により新しい空間に生まれ変わります。扉を開けるごとに目の前に広がる、さまざまな湖国から生まれたアートの世界をお楽しみください。

OUTLINE開催概要

会期 2022年9月17日(土)〜25日(日)会期中無休
10:00〜16:00(最終入場15:30)
会場 びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)

入場料 500円(中学生以下は無料)
出品者 岡本 里栄(絵画)、大東真也(彫刻)、唐仁原希(絵画)、
西川礼華(絵画)、藤井俊治(絵画)、藤永覚耶(現代美術・絵画)、
薬師川千晴(現代美術・絵画)、𠮷田芙希子(半立体)
PDF A4フライヤーPDF(3.8MB)
申込 不要
補助 文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
協賛 文化・経済フォーラム滋賀、公益財団法人秀明文化財団
後援 滋賀県教育委員会、大津市、大津市教育委員会
協力 琵琶湖汽船株式会社
企画 藤原昌樹、田中哲也

ARTIST参加アーティスト

  • 岡本 里栄

    岡本 里栄Rie OKAMOTO

    京都精華大学芸術研究科博士前期課程洋画領域を2014年修了。人々の使用した衣服や布をその人の“抜け殻”と捉えモチーフとして描いている。人の存在を人を直接描くことなく描き出そうとしている。
    主な展覧会に、2022年 個展「Your touch」(GAMOYON Gallery・大阪)、2021年 個展「Who Am I?」(galerie16・京都)。主な受賞に、2013年京展洋画部門・京展賞、2015年平和堂財団芸術奨励賞、同年滋賀県次世代文化賞。

    画像《Shroud or skin #8》

  • 大東 真也

    大東 真也Masaya DAITO

    京都精華大学大学院博士前期課程芸術研究科立体領域を2020年修了。主にガラス製の既製品に熱を加え、変形させた作品を発表。何十本ものガラス瓶が溶け合わさった塊のような作品と、ガラス瓶の首の伸びた作品に大別できる。パフォーマンス作品、インスタレーション作品なども制作している。
    主な個展に、必然的な事だが偶然的な運命(KUNST ARZT・京都2018)、主な受賞に、2018年滋賀県次世代文化賞、第71回滋賀県展・芸術文化祭賞(大賞)、 Kyoto Art for Tomorrow 2022 ―京都府新鋭選抜展―・産経新聞社賞。

    画像《魂の行方》

  • 唐仁原 希

    唐仁原 希Nozomi TOJINBARA

    京都市立芸術大学大学院美術研究科博士後期課程油画領域を2020年修了。西洋の古典絵画技法と現代日本のサブカルチャーの表現を組み合わせた油彩画を制作。作品には少年や少女が多く登場し、神話的、物語的な世界観を創出している。
    主な展示に、2021年「美男におわす」(埼玉県立近代美術館・島根県立石見美術館/埼玉、島根を巡回)、「子どものころ」(徳島県立近代美術館/徳島)。主な受賞に、2021年 第24回岡本太郎現代芸術賞展 特別賞、2016年 FACE2016 優秀賞、2015年 京都市芸術新人賞、2014年 滋賀県次世代文化賞。

    画像《岡本太郎現代芸術賞展「虹のふもとには宝物があるの」》 提供:川崎市岡本太郎美術館

  • 西川 礼華

    西川 礼華Ayaka NISHIKAWA

    京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画を2013年修了。自然界の言語や時間感覚の存在を仮定し、植物との触れ合いを介してそれらの可視化を模索する。土で風化した布や、岩絵具にて絵画を制作している。
    主な展覧会に、2021年Soft territoryかかわりのあわい(滋賀県立美術館)、Know Arts vol.2 現れる姿形(八日市文化芸術会館)。主な受賞に、2016年滋賀県次世代文化賞、2019年日本橋めぐるのれん展デザインコンペ。

    画像《transparent flow#Ⅰ》

  • 藤井 俊治

    藤井 俊治Toshiharu FUJII

    京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画を2009年修了。一貫して絵画についての研究を行い、近年はティアラ、鏡、ヴェール、半透明のイメージなどを、箔・雲母・油絵の具等の多様な画材を用いて制作することで絵画のもつ装飾性や奥行きを模索する作品を発表している。
    主な個展に、2020年「半透明のドレープ translucent drape」(第一生命ギャラリー)。主な受賞に、2004年にシェル美術賞2004でグランプリ、2011年滋賀県次世代文化賞、2015年平和堂財団芸術奨励賞、2018年VOCA展2018でVOCA奨励賞。

    画像《快楽の薄膜》(部分) 撮影:上野則宏

  • 藤永 覚耶

    藤永 覚耶Kakuya FUJINAGA

    現代美術・絵画 https://kakuya-fujinaga.net/

    愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻を2008年修了。「色」を現象による偶然性に委ね、現れる「像」を用いた作品制作を行う。近年では、スライスされた木の丸太の片面に3色で図像を刷り、木の内部を通過させ反対側に「像」を浮かび上がらせる《Transit 》シリーズを発表している。
    主な展覧会に、2021年「Soft Territory かかわりのあわい」(滋賀県立美術館) 。2018年 個展 「Transit」(Gallery PARC / 京都)、2013年「ARCH Vol.6 空即是色 -vanity is color-」(愛知県美術館 展示室6ほか)。主な受賞に、2011年平和堂財団芸術奨励賞、2013年滋賀県次世代文化賞。

    画像《Transit [line]》撮影:Hyogo Mugyuda

  • 薬師川 千晴

    薬師川 千晴Chiharu YAKUSHIGAWA

    現代美術・絵画 http://yakushigawa.tumblr.com/

    京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻を2013年修了。“ 対”の関係性を主題として、土を絵具に用いる《絵画碑》や、手に直接絵具をつけ描く右手と左手シリーズなど、作品ごとに様々な方法で独自の絵画を展開している。
    主な展覧会に、2021年「fの冒険−7人のアーティストによる平面表現の魅力−」あまらぶアートラボA-Lab 、「VOCA展2021 現代美術の展望−新しい平面の作家たち」上野の森美術館 、「Soft Territory かかわりのあわい」 滋賀県立美術館。2019年滋賀県次世代文化賞受賞。

    画像《五連絵画碑#1 》撮影:Hyogo Mugyuda

  • 𠮷田 芙希子

    𠮷田 芙希子Fukiko YOSHIDA

    京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画を2013年修了。自身の理想の男性像を線で描き、それをもとにレリーフのような形態の作品を制作している。美青年の理想的な存在の仕方を、物質感と“私”の関係性の中で模索している。
    主な展覧会に、2021年「美男におわす」(埼玉県立近代美術館・島根県立石見美術館/埼玉・島根を巡回)、2019年「美的男子 在ル世界」(KUNST ARZT/京都)、2018 年「第21回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館/神奈川)。主な受賞に、2016年BIWAKO大賞、2017年滋賀県次世代文化賞。

    画像《風がきこえる》

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